モナはいつでも正しい

日経ウーマンのサイトに山本モナ自分で自分の印象アップキャンペーンを張ってます・・・。


山本モナはこれまで「恋多き女」「ハレンチ」「節操がない」「常識がない」「枕営業?」・・・etc、世間で散々叩かれてきました。


が、私は一貫して「この人、いい女だなぁ」って思ってました。


不倫したからって、なんで女が叩かれるの?
両成敗でしょ?
つうかむしろ、男に家庭があったんだから、操を立てるべきは男の方の義務じゃないの?


仕事してる女は路上でチューをしたらいけないのか?
コンドームの袋を持って写真を撮られてはいけないのか?(>それは別の子)
そんなの、完全にプライベートの問題でしかない。


メディアに出てる人だからといって、何故行動が制限されなければいけないのだろう?
有名人は衆人監視の下にいるから、自分から行動を制限したくなるのはわかる。
私だって有名になったら公衆トイレでウンコは出来ないと思う。
(あ、あの人、有名人のGrrrlyさん!やだ、クサイ!ウンコしたんだわ!・・・って普通は思われたくないよね?)
けど「それがどうしたの?人間なんだから生理現象くらいあるわよ。我慢してたらニキビになるじゃん!」って思う人なら、誰にも迷惑かけてないんだから(後に入った人は少し嫌な気分だろうけど)、堂々とすればいい。


とはいえ、テレビというのは広告で成り立ってるから、スポンサーが「不倫するような人間をキャスターにする番組になんて金は出せん」と言われたら、彼女が降板させられるのは止むを得ないだろう。
そこはビジネスの問題だ。
そしてタレントとしてビジネスに影響があるとわかっている行為を行うことは、ビジネスマンとしての資質を問われる問題だと思う。
それだけの対価を得ていながら自分の役割を果たせない人が自らの所属会社において低い評価を与えられるのは致し方ないだろう。
でもまぁそんだけの話だ。
部外者には何にも関係ない。


そんな彼女が結婚して今はMBAを目指しているというのだから、なんだか可笑しい。
なんというか、「わかりやすい野心家だなぁ」って感じで微笑ましく思う。


一般には「恋愛至上主義」のように思われてるモナが、実は「結婚願望はなかった」という告白は、「三十路が何を抜かす」「負け惜しみ」と思われるかもしれないが、結構そんなものかもって思う。


そしてこの子供の作文みたいなシンプルなエッセーの中で、彼女は自身の結婚感についてこう述べている。


 実は時々、結婚した自分を不思議に思うことがあります。それくらい、私には結婚願望が全くなかった。結婚に対する憧れも皆無でした。それは、周りの人々の結婚への思いに違和感があったからかもしれません。


(中略)


「彼とずっと一緒にいたいから結婚します」という声は少なかったし、周囲の結婚観に対して、本当にその相手と結婚したいのか、結婚したいから相手を探しているのかよく分からないなという思いがありました。


 そもそも、「“そろそろ”って何?」「“そろそろ”なんて自分で決めますけど!?」って、ずっと思っていました。世の中には、「結婚しなくてはいけない」と思っている人がこんなにも多いんだなぁ……と思うくらい、「制度」としての結婚には全く興味がなかったんですよね。


 なのに。今のダンナ様に出会って初めて、「結婚したい」と思いました。「ずっと一緒にいたい。だから結婚したい!」と思いました。人って変わるものですね。


特に最後の一文は、婚活にいそしんでいる女性はみんなグッとくるんじゃないだろうか。
だってほら、そういう相手に出会えないからこそ、みんな苦しんでグルグルしてる訳でしょ?


シンプルに「この人とは365日顔をあわせてたいなぁ」って思える相手に出会えるって、すごい恵まれてる。
それをあっけらかんと述べて、かつ、結婚に右往左往する女性をちょっと上から目線でけなすあたりに、彼女の素直で美人にありがちな鈍感さが見えてとっても素敵です。


いや、褒めてますよ。まじで。
私好きなんです、妖艶でちょっと下品な感じの女性。