骨太嫌悪

姫野カオルコの日記が面白すぎで朝から爆笑。


『龍馬伝』に出ているある女優について/姫野カオルコ



この人は昔から天才じゃないかと思ってたけど、本当に天才だ。
ちなみに私が彼女を天才認定したのは、まだ20歳くらいの初々しかった頃
「小男と結婚しろ、背の高い男となんて結婚したら介護が大変だ。」
というような一文を読んだときだ。
目から鱗とはこのことだ。
元々男性の背の高さにあまり興味が無かったが、この警句を読んで益々その気持ちを強くした。*1


で、今回爆笑したのはこの部分。

*****皇◎子妃◎子様が、その弟の妻である紀◎様に比べてバッシングが多いのは、生理的に骨太に反感を持つ人間が多いからだと思っている。


今まで胸の中で、色んな場面でモヤモヤしてたものが、この一文で一気にクリアになった。


そうだ、「骨太」な女は嫌われるのだ!何故か。


叩いても蹴っても土に埋めてもそっから這い上がってきそうな生命力が「鬱陶しい」のだろうか。
何か、私の心の琴線を「イラっ」と爪弾くものがある。


この「骨太」の典型が、くだんのK間K代である。
しかも加えて彼女は顔が大きい三頭身。
骨太で三頭身というのは最強のおばちゃんスタイルで、全く「守ってあげたい」雰囲気も、「立ち入ってはいけない」エレガントさもない。
彼女は外見で本当に損をしていると思う。
(でも元々、彼女がメディアに出られるようになった最大の理由は「エキゾチックな派手な顔立ち」にあったと思う。
ただTVという媒体は全身を映すので、その顔に比して意外なほどに中年日本人女性であったスタイルが非常にネガティブに作用してしまったように感じる。)


閑話休題


日記は更に展開する。

私がもっとも苦手なのは、「東京近辺出身で、自宅住まい以外をしたことがなく、中・高とも女子校(男子校)で、兄弟姉妹に異性がおらず、運動部に入っていたりスポーツを自分ではせず、もっぱらスポーツ観戦が好きで、爪にネールアートをつねにしている人」である。


わかるなぁ・・・。
この手の人が私もものすごく「苦手」だ。
嫌いというよりも、苦手。
姫野氏の言葉を引用すればこうだ。

軽蔑されている。
私はXを前にすると感じる。
しゃべったこともないのに、感じさせられる。


そして私の職場にもこういう女がうじゃうじゃいる。
彼女達のコミュニティには、ド田舎育ちで(東京の地方国立と言われる)早稲田育ちの私には、非常に不思議な礼儀作法(作法としか言いようの無い定型の立ち居振る舞い)があって、どうにも気持ち悪くてついていけない。


同僚の女性に妙にへりくだって
「お忙しいところ申し訳ございませんが、コレお願いします、うふっ」
とか言われると、もうその「うふっ」の部分でゾゾゾっときてしまって、目も合わせられず、必要以上に固い声で
「ハイ」
と答えてプイっと横を向いてしまう。
あぁ大人気ない私・・・と思っても、どうしてもこの腹の底にうごめくゾワゾワ感が押さえきれない。
それでも私だけが悪いと責められるのだろうか。



それにしても姫野氏にそこまでの嫌悪を感じさせるこの女優Xって誰なんでしょうね。

*1:とはいえ、自分がデカイので、160センチを切るくらい低いとちょっと複雑であるが。