今更SATC

アメリカで公開されたSATCパート2は散々の評判ですね。


私はSATCが話題になってた頃にはこの番組に興味が無く、去年くらいに改めて見直して今更はまってるクチなので、ものすご〜くどうでもいいと思いますが、今日は是非この話題をさせてください。


おそらく言い尽くされてることですけど、SATCって婚活女子は必見ですね。
ありとあらゆる恋愛における起こりがちなパターンが網羅されてる!
先月、Gyaoで配信されてたシーズン3だったかな?を観てたのですが、共感の嵐でした。


中でも面白かったのが二つ。
ひとつは、キャリーがちょっと付き合った政治家。
性的趣味が特殊だったってやつですね。
あるあるある・・・
と(クチには出さず)思った女性がおそらく沢山いたと思います。
あんないい男があんなこと・・・でも、だからこそ「残ってる」訳ですよね。


もうひとつは、サマンサがバーのカウンターでナンパされた超チビッコの男ね。
サマンサが「背が低いなんて理由で切り捨てるわけにはいかない」と何度かデートしたあの姿勢、婚活女子は見習わなくちゃいけないと思いました。
しかも付き合ってみたら案外すごかった・・・というオチ。


デキル男はチビが多いというのは私の観測範囲にも言えます。
所謂ナポレオン・コンプレックス。
男はコンプレックスを燃料に生きてる部分があるからねぇ。
ハンサムな男ほと恋愛が下手糞というのと同じですね。
天分の才に恵まれて苦労を知らない人間には、いいサービスは提供できないのです。


婚活といえば、シャーロットの婚活なんてまさに日本の婚活女子と同じですよね。
キスが下手な男と付き合って、オエーってなっても、彼女は「教えればいいのよ」って挑む。
あぁ・・・アレね、最初から宝石を見つけようと思うな、原石を拾って磨けっていうやつ。
しかも数々の活動の結果捕まえるのがマザコンEDというオチ。
とにかく条件ありきで結婚して、最後には離婚してしまうという展開は示唆に富みすぎてます。
どうでもいいけど、シャーロットの顔ってホント、かわいい。画面栄えするよなぁ。
(写真とかで見るとすっごい平凡なんだけど・・・。)


ミランダが付き合う相手も、いわゆる「デキル女とビューネ君」、捨て犬みたいなタイプで、でもミランダはそんな彼に癒されてしまう。
いやぁ、よくマーケティングされたドラマだなぁ・・・ってひたすら感心。
・・・でも考えてみたらSATCってかなり昔のドラマなので、本当はこっちが先で、後からムーブメントが付いてきただけだったりして?


あ、あと共感といえば、キャリーがエイダンと付き合い始めたとき、あまりにも恋愛が順調に進むので却って疑心暗澹になるところ。
あれも三十路ならでわ!って感じがします。
エイダンに「何があるの?何を隠してるの?」って追求するシーン。
わかる!わかるぅ!ってモニタの前でバシバシ膝を叩いてました。
でもほんと、なんでエイダンって残ってたのかしら?
エイダンを逃すなんてキャリーってホント、「不幸になりたがる女」だと思う。
まぁ「いいひと」ってセクシーじゃないからね・・・そこなのかな?
うーん、でも聡明な女なら彼を手放さなかったと思うんだけどなぁ。


それを言うなら、なんであんな顔の長い、シワっぽい女がなんであんなにもてるの?とか色々言いたいこともありますけど、とりあえずそこは「人種の違い」ということですかねぇ。


SATCに関する面白い批評サイトとかご存知の方がいらっしゃいましたら是非教えてください。