何度も蒸し返される話題
大野さんの記事で勝間和代がこんなことを言っているのを初めて知った。
で、私はこの記事にカチンときた。
別に私が結婚してないからじゃなくて、彼女が結婚のメリットに上げた3つのリストが気に入らないからだ。
1. ワークライフバランスを考えざるを得ないことから、生産性が向上する
2. パートナーとともに暮らすことにより、他人との学び合いの機会を得る
3. 社会の多様性(ダイバーシティ)に対する理解が深まる
これは逆に言えば、結婚していない人は上記について結婚した人よりも理解や行動が劣るということだ。
そうかぁ?
全然納得しない。
周囲を見てても全然わからない。
特に1なんて、結婚してようがしてまいが、それこそ子供がいようがいまいが、生産性の低いやつは一生生産性が低い。
だって本人に生産性が低いことの自覚、もしくは生産性が低いことが「良くないこと」という自覚が全然ないんだもん。
それで時間が無くていつもひとりで走り回って「私こんなに仕事してます、お昼も食べないで頑張ってます」ってアピって、やってる内容は他の人がやれば半分の時間で済むことだったりする。
昼食べて更に茶しばいてる時間だってあるぞ。
2は確かにそうかもしれないけど、他人っていうか夫との学びあいでしょ。
だけどだいたい夫婦は似たような価値観を持ってるので、重なる部分が多いと思うけどね。
こんなの別に結婚しなくても友達がいっぱいいたり、それこそ人脈が広ければ学びあえるだろうに。
二人でべったりしてる既婚者と、社交に飛び回ってる独身者のどちらが「他人との学び合い」が盛んなんだか。
そして3。
ダイバーシティ?
独身や未婚カップル(同性を含む)を許容する社会こそがダイバーシティなんじゃないの?
あほくさ。
彼女だって絶対わかってて書いてるんだよね。
結局本当に彼女が言いたいのは「子供を持つこと」のススメなんだよ、結婚のススメじゃなくて。
子供を作るには結婚という制度に乗っかるのが一番スムーズな道だから結婚を勧めてるだけ。
現に自分は離婚を2回もしてるってのは、結婚という制度を維持することにメリットを見出せなかったからでしょ。
という反論はおそらくもうそこかしこでし尽くされてるはずなのであえて私が書かなくても良かったんだけど、怒りに任せて書きなぐってしまいました。
別に自分が結婚してないことのエクスキューズじゃない。
実際私は結婚してないんじゃなくて「出来てない」だけだ。
私がむかつくのは、結婚できた女が、わざわざ傷に塩塗りたくるように(結婚できない)未婚者に対して、こういう社会の色眼鏡を煽る記事を書く意味がさっぱりわからないからだ。
少子化をどうにかしたいなら、もっと別の方法があるでしょと。
今日の記事は早かったわ〜生産性が高い高い(笑)
ちなみに既婚と独身の生産性についてはこの記事がとても良かった。(山ほどブックマークがついてるけど、ホント、ブクマするに値する。)