内需に貢献

いやー、真面目に金融業界厳しいですねぇ。
おかげで変な夢を見ちゃったよ。
仕事が無いんで両親が知り合いの家を一軒一軒回って、仕事をくださいって頭を下げてるっていう夢。
うぉー・・・微妙にリアルなのが余計にコワい。


そんな中でもちらほらと楽観論を述べる人はいます。
おめでてーな。
と思いつつ、そういう楽観論が本当になればいいなぁとしみじみ願う新春です。


外需・・・というか、アメリカがダメになって、おいおいデカップリング説はどこいったんだよ、って感じですけど、こうなったら内需に期待!と言いつつ、みんな財布の紐が堅い気がします。
(余談ですが経済が縮小して、でも世界全体で縮小したら、そこで均衡してそこそこみんな豊かな生活が出来たりしないんですかねぇ?)


さて、そんな中でアラサーの私が考えることといったら、ひとつ。
今、絶賛ブーム(を仕掛けられてる感が強くてかなりヒキ気味)の「婚活」において、不況はどのような影響を及ぼすのでしょうか。


よく、不況になると子供が増えるって言いますよね。
夫婦が外に遊びに行かなくなると、やることは一つっていうアレですね。
本当かどうか、統計に当たって無いので案外間違ってるのかもしれませんが。
じゃあ、不況になると結婚する人も増えるんじゃない?
あんまりチャラチャラ遊んでいられないから・・・。


しかし。


男性が結婚しない理由の一つに「経済的に自信が無いから」というのが上位に上がります。
ってことは、ましてや金をかけて婚活を自主的にやる男性はますます減るでしょうね。


一方女性は一人で食い扶持を稼ぐことに非常に不安を覚えるようになります。
特に派遣社員などの雇用が正社員ほど保障されていないポジションの人は焦りを覚えるでしょう。
従って婚活市場への参入者は増えるはずです。


ということはこれまで男性不利と言われていた婚活市場のバランスが是正されて、結婚率が上がるのか?


いや、多分そうはならないでしょうね。
経済的な不安を理由に結婚したりしなかったりするなら、ますます女性の理想は高くなり、男性の自信は低くなっていきます。
市場に出回っている数は多くても、お互いのニーズが一致しづらくなっていく為、結婚率はむしろ下がるかもしれないですね。


このまま結婚率が下がって、出生率が下がって、人口が減少したら、内需どころの騒ぎじゃないんですけど・・・。


いっそ国は経済対策に婚活支援も入れたらいんじゃないでしょうか?
20代後半以上の未婚者には婚活支援料として一律12千円を支給する。
これなら麻生さんも悩まず「私は該当しません」って言えるしね、
ついでに小泉さんが「私ももらいます」とか言っちゃって。
採用しません?