結婚すべきか、せざるべきか、それが問題

毎日jpに載ったこの対談形式のエッセーについて、どうなの?みたいな話があったのでトラバってみたいと思います。


私は「婚活時代」も「おひとりさまの老後」も読んだことがありますが、片方は「結婚したいなら積極的に動かないと結婚できない時代ですよ」という話、もう片方は「そもそも結婚なんてそんないいものか?」っていう話です。
なので、白河さんのそもそものスタンスは「なんとなく結婚したいかも」と思ってる人に向けられてます。
この「何となく」っていうのがクセモノで、「何が何でも」じゃないんです。
何が何でもなりふり構わず結婚したいと思わないと、何となくじゃそのまま一生なんとなく終わるよ、って言いたい訳ですね。
昔はベルトコンベアに乗ってれば「気がついたら」結婚までたどり着けた訳です。終点も一つだった。
でも今はベルトコンベア自体が動いてない。動いてるつもりで乗ってたら、気づくと場所が変わってませんでした(周りが動いてただけ)、って話ですね。


一方上野さんの本ですけど、以前も取り上げたことがありますが、彼女は「あたしだって、結婚しようと思えばいくらでもチャンスはあったけど、特に必要無いと思ったから結婚しないことを「積極的に選択した」のよ」というスタンスが明確に表明されています。
まぁしかし、あんまり高いところの人がそんなこと言っても絵に描いた餅ですよね。

おひとりさまの老後

おひとりさまの老後


実際にパラサイトで派遣社員みたいな高齢独身女子が将来のことを不安に思うなって言われたってムリ。
もっとも結婚してても将来のことは永遠に不安でしょうから、同じなんですけど。
でもやっぱり一緒に不安がってくれる人がいるかいないか、って結構違うような気もしますね。
おそらく上野さんの反対の立場というと例えば「女はすべからく結婚すべし」とかになるんじゃないかな。
(大した内容の本じゃないですけど。)

で、私も結婚したいのかどうかわからないクチなので、バッチフラワーでも飲んでみようかしら・・・(笑)
上のリンク先の大野さんの新しい本というのを首を短くして待ちたいと思います。
(長くして待つ時間がないの!お願い、早く!)