結婚について(今更)考える

友人(かろうじてアラサー独身)に
「そもそも結婚したいのかどうか、わからなくなってきた。」
とこぼしたら、思いっきり軽蔑の視線を投げられたうえ
「ダメです。しなきゃ。」
と断言された。
小一時間、説教された。


「あのね、独身の女性が50代を過ぎると、孤独と老いの両方と戦わなきゃいけないの。
どちらか片方だけでも大変なのに、両方を一人で抱えるのはつらすぎるよ。」


老い=体力の低下、だけでなく、女性の場合、ホルモンバランスの崩れ(更年期障害)という問題もあるのです。
そうね、わかってるのよ、でもほら、根本的にキリギリス体質だから。


「今更他人となんて暮らせない気がするしー。
自由な生活を失うのが怖いしー。
今でも十分生活満たされてるしー。」


こうして書いてみると、私の言い訳って、すごくステレオタイプよね。


「やってみて、ダメだったらやめればいいんだよ。
いまどきバツイチなんて珍しくないんだし。」


金融業界は特にバツのついてる独身女性が多いような気がします。
なんとなく私が周辺を見てて感じる主観でしかないのですが、オトコ並に働ける人はその辺の男性より全然経済力があるし、一般職の人はパラサイトのお嬢さんが多いのでやっぱり食べるのには困らないんですよね。
だからなのかなと。
結局結婚って経済的な意味が大半のような気がする。
もちろん子供を作って育てるという意味も含めてね。
結婚してる人(扶養家族がいる人)が税金を優遇されるのは当然なんですよね。
子供を作って国を発展させてくれる機械(笑)として機能してるんだから。
逆に言えば、子供を作らない家庭に税を優遇する理由って、実は全く無い訳で。
(老齢になった時に相互に介護しあってくれるから補助が少なくて済む、というような理由くらいしか思いつかない。)
つまり結婚って、やっぱり経済とか社会の仕組みの一部なんです。
なのにそこに恋だの愛だのという概念を持ち込むから話がややこしくなるんです。>自分


何かの本に
「喉から手が出るほど欲しいと願わないと(over30sに)結婚なんて出来ない。」
とありました。
なんかすっごくわかる・・・。
私の場合は経済的な必要性があるんだから、結婚して「当然」なのにね。
「自由のためなら餓死してもいい」つもりなのか?>自分


妙齢の男性も同じように悶々したりするのでしょうかね。
男性は何歳になっても「やる気になれば(結婚)できる」と思ってる節があるので、あんまり悩んだりはしないんでしょうね。


まぁ今頃こんなこと言ってるようじゃ、とっくに手遅れなんですけど。
落ちたリンゴの中で、まだ腐って無くて食べられそうなものを探してる状態っていうんでしょうか?(笑)