冬の雑文大会

この2、3日ですっかり冬ですね。
寒い寒いとゴロゴロしてたらすっかりブタになりました。


ブタと言えば、先日、「ブタがいた教室」という映画の宣伝を見たのですが、あれは私があの学校の生徒だったら、間違いなく、ものすごいトラウマになりますね。
普通にペットが死ぬだけでも、子供ってものすごく傷つきますよ。
私、雀を一瞬育てたことがあるんですけどね、小学生の時。
うちによく雀が巣を作ってたんです、で、たまに巣から転落するヒナがいるわけ。
大抵はまだ羽もそろってないからすぐに死ぬんだけど、ある時もうだいぶん大きくなったヒナが落ちてて、でもまだ自力では飛べない。
だから餌をやろうとするんだけど、なかなか食べてくれないのですよね、やはり。
何でそういうことになったのかわからないけど、近所にやはり雀を飼ってるお家があって、じゃあ一緒にケージに入れてやれば親心がついて餌をやってくれるかもしれない(今思うとなんてムチャクチャな話なんだろうなぁ・・・うーん、ナゾだ)と言って、その人に託した訳。
けど結局その子はその家の雀に敵とみなされて、殴る蹴るの暴行を受けて瀕死の状態で戻ってきました。
結局その後すぐに死んでしまったのだけど、私はもう、そのうちに里子に出したことを悔やんで悔やんで、何度も何度も思い出して泣きましたよ。
確かに私たちは他の動物の命を奪って生きながらえていくわけですが、それって小学生が学ばなければいけないことなのかなぁと思いますけどねぇ。


いえ、この話をしたかったのはそんな教育論とかじゃなくてね、この原作を書いた先生がインタビューに答えてたんですけど、なんか妙に男前でカッコイイわけ。
こんな先生いたらお母様大変じゃん!父兄参観なんて香水の匂いで気分が悪くなる生徒続出じゃん?とか余計は心配をしたんですけど、実は先生は大学の講師になっていたのでした。
あぁそういうことね。と一人納得。
やっぱジャージと男前はなかなか両立しないよなぁ。

豚のPちゃんと32人の小学生―命の授業900日

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