久しぶりのちゃちゃ入れ



久しぶりに私のブログ魂に火をつけてくれる雑誌記事を読んでしまいました。
これだけはサイゾーウーマンに先を越されたくない!
と思い、書き始めてみたものの、どうも乗らない。
ブログ力も筋力と同じで、継続してないと衰えるものなのかね。
そんなよぼよぼな突っ込みを、よろしければご笑納ください。


今回、隙だらけの女性誌は、一見、つけ入る隙も無さそうな完璧女子の為の雑誌、Domani6月号。
http://domani.shogakukan.co.jp/this_month/

今号から始まった新連載「産む?産まない?する?しない?」


・・・えーっと、一応確認しておくけど、「するしない」って結婚のことだよね?
順序逆じゃない?


記念すべき第1回目は、美人すぎるミソジ女子、略して味噌女5名による恋愛座談会。
年のころは35歳前後、皆様立派なキャリアをお持ちで、しかもなんと4人が現在フリー。
このラインがお好みの男性にはなかなかそそる企画ですね。


そんな彼女たちの3時間半に渡るぶっちゃげ女子恋愛トークを「あえて修正なし」でお届けしております。
ていうか「修正なし」って・・・。


肝心の中身はといえば、さすが魔女女子トーク
お約束通りの、オチなしネタなし無駄に長い。
(やっぱ「修正」した方が良かったんじゃ・・・)
その辺のオサレ居酒屋の片隅にいくらでも転がってる、同じ女性としては全く1ミリたりともサプライズの無い、しかし女子の世界を知らない人が読めば突っ込みどころ満載の、隙だらけな「告白」のオンパレード。


何に驚くって、もう立派な中年にもなろうかというのに、こういうことを全国に向けて堂々と顔を出して語ってしまえるという恥知らずっぷりですよ!


目下のところステディな彼氏もいないのに「私、今年結婚するような気がするんです。占い師にも言われたし。」とかね。
いや、言うよ、それは。
身に覚えがある。
確かに普通に言ってた気がする、女友達とはね。


「男に求める条件は?」と聞かれて、全員口を揃えて「経済力と〜」とか。
そうだよね、結婚は「顔と金」の交換ですからね。(このネタをツイートした際に早速id:Slide100さまに頂いたコメント。)
結婚は恋愛と違って生活だもんね。まずは安全の欲求が満たされないとね。


でもそれ、表立っていうのは相当拙い。ていうか下品。
第一、大手商社やら金融に勤めるような30半ばの女に経済力求められて、普通に太刀打ち出来る男がいったい何人いるのかね?
その一言で潮が引く音が聞こえた。
相当な潮干狩りが出来そうな勢いで。


彼女達の何が一番痛いかというと、全く現実がわかってない風なところ。
結婚が「顔と金の交換」だったのは20代まで。
30代の美人さんの前に立ちはだかる現実は
「結婚は金と子宮の交換」
です。
生殖能力の高さは見栄えの美しさに勝る。


いやいや、そんなことわかってますって?
嫌ってくらいわかってます!まぁだからこそ、この特集なんです!
・・・という編集さんの鼻息が聞こえてきそうな気もしますが。
30代だって産めんのよ。
むしろお前の稼ぎの少なさが産めない理由なんだよ。
だから、その辺の財布も頭も精神もプアーなロリコン未熟男どもなんぞ、端からお呼びじゃないんですという意思表示。
決して、安直に最近の白河桃子に乗っかってみた訳じゃありませんてば!
・・・みたいな?


まぁ多分、本当はね、こういう場に出てくる人は、ステイタスとか発言の中身とか、ほとんど嘘なんだろうなぁとは思いますけど。
多分上記のような発言が出来る人は、大概は既に結婚が決まった彼氏とかいるんでしょう。
(さすがに既婚ということは無いだろうと思いたい。)
そうでなきゃ戦略的にあり得ないでしょ。


とりあえず次回の展開を楽しみにしたいですね。


ところでこの記事を思わずtwitterに呟いたときに、同時期に私のタイムラインに流れてたのが
「結婚したいという女ほど結婚が遅い」というネタ。
あぁ真理だねぇ、でもそれって何でだろうねって思ったんですけど、結局は上の話とも通じるんでしょう。
結婚したい女は、結婚がしたいというより、結婚して今より幸せになりたいんですよね。
もっと端的に言えば、いい暮らしがしたい。楽したい。
そりゃ、もちろん結婚して今より不幸になりたい人なんているわけないですよ。
ただ、付き合いの延長上にある結婚は、あくまでも相手と一緒になることが主眼なんだけど、結婚がしたいという話になると、ちょっと目的が別になってくるから。
全く方向の異なる二つの目標(「恋愛感情」と「物質的に豊かな生活」)を同時に達成するというのはなかなか難しいやねぇという話になる。
だから結婚のハードルがどんどん高くなって、どんどん遅くなるのは、言わずもがなというところですね。
一兎を追うものは二兎を得ず。
さて、どっちのウサギを狙うべきなのでしょうね、Domani女子の皆さんは。


Domani (ドマーニ) 2012年 06月号 [雑誌]

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