ネット

カツマのおじさん(あの人って「おばさん」というより「おじさん」よね・・・)が、サンパウを晒し首にして話題に(というか批判に)なってましたね。


でも私、これに対しては彼女のやったことをあまり批判的には見てないです。
有名だったら自分の言葉の影響力を考慮して物を言うべきというのは確かにそういう部分もあるとは思いますが、その責任を負うのは発言した本人です。
つまり政治家が「うっかり」地元の講演会で軽口を叩けば、それが即辞任に繋がるように、発言のリスクを負うのは本人です。
今回の発言も、それによって彼女のイメージが更に悪くなることは素人でもわかりそうなものですが、それでもあえて発言したというところに、それなりの計算や判断があったと見るのが妥当でしょう。


そもそも無名の個人ならネット上で何を発言してもいい、なんて訳ないですよね。
もう皆さん散々、mixiで軽犯罪を告白したり、ネットで醜悪なエセ芸術晒して、退学になった学生とか見てきたじゃないですか。


第一、今回の人物は個人である前に、その組織に所属する構成員です。
(何故ならその情報の出所がビジネスにおけるものだから。)
客に気持ちの良いサービスを提供し、そのサービス込みで料金を頂いている飲食業において、客の悪口を世界中に向かって配信するってどういうこと?って思います。
これが仮に普通のサラリーマンで、顧客の悪口を実名で書いて、それが顧客にバレたとしたら、即クビ、とは言わなくても相当の処分が待ってるはずです。


まして、サンパウほどの有名店。
千円二千円の定食屋じゃないんですよ。
一回に何万円もする食事を提供する店です。
そしてその店もまた、人々に、もっと言えば金持ちや有名人や評論家などに持ち上げてもらうことで、有名になったのです。
黙って旨いもの出してたら星がついた、という訳じゃないでしょう。
信頼を築くのには何年もかかるけど、信頼を失うのは一瞬だと言いますよね。
ビジネスにおいては当然そうです。
それが一対一か、一対複数かはビジネスの形態によって違いますが、飲食業は多数の人間を顧客にしている以上、全ての顧客に対して誠実でなければいけないと思います。


第一、彼女が自分を検索して楽しむ嗜好の持ち主だってことは周知の事実(笑)
何で彼女が有名になれたのか、そこんとこ考えてからモノは言うべきでしたねぇ。


それにしてもサンパウ・・・一度くらいランチでいいから食べてみたいなぁ・・・。