みにくい世界

すごい今更ですが、ネットの世界ってやっぱり特殊だよなぁって思う。
最近はTwitterで気軽に全世界に対してつぶやいたり出来るから、余計にそれを感じる。


例えば「オンナは30過ぎたら無価値」とか平気で書く人がいる。


そういうことって、もしかしたら男性はみんなお腹の底では思ってるのかもしれない。
でもそういう人でも、実際に30過ぎの妙に色っぽい女性が秋波を送ってきたらその気になってしまったりする。


○○はナシとか○○じゃないと、っていうのはあくまでも頭の中で描いた想定でしかなく、想像力は現在に拘束されるから、現実を超えられない。
そして現実は思いがけない外的な力によってあっさりと想像もしなかった方向に人を押し流す。


誰もがそういうことを知ってるから、一般の社会の中ではそういったことは言葉にしない。
けど、ネットのように顔が見えなくて身元も匿名になっている世界だと、相手を思いやる必要やタテマエなんてのは必要ないし、深く考えない発言でも、面白ければ、刺激的であれば良い、ということになる。
当然、醜い方へと流れがちになる。


だからネットで主流の発言なんて、話半分に聞いておけばいいんだと思う。
リア充って言葉があるけど、そもそもネットってのはそんな言葉が生まれるくらいに「リアル」が充実してない人間溜まりがちなソサエティだってことだけははっきりしている。


ちょっと過激に書いてみた。