売れ残る理由とか

ちょっとした論争をよんだ(ウソ)「デートの割り勘」記事の掲載されいた読売新聞サイト内の「暮らしの知恵」には、もうひとつ、「恋愛・結婚に年齢制限なし」というコラムも連載されています。


「恋愛・結婚・男女関係コンサルタント」と名乗る男性の説く女性向け恋愛指南。
最初はコラムだったのですが、途中から恋愛カウンセリングみたいになったりして、迷走しつつも1年半近く続いている連載です。


何たって初回タイトルが「40代、50代こそ恋の適齢期」ですからね、例の美魔女辺りより更に上、クロワッサン世代辺りも射程に入れてる感じ。さすが読売、守備範囲の広さも東京ドームサイズ。


しかしこの一連の連載をざっと読んでみてもつくづく感じるのは、この年で婚活してるような人っていうのは、大きくわけて


「若い頃にすごく綺麗だった」けど
「えり好みが激しく」て
「あんまり男性と付き合ってきてない」


か、


「若い頃から地味で内気」な上に
「奥手だったり恋愛自体に淡白」で
「あまり男性とつきあってきてない」


か、だいたい2パターンですね。
もちろん構成比は2:8くらいだと思うけど。


多分、普通に恋愛経験を重ねてきた20代後半くらいの女の子だったら、彼女達の恋愛のカウンセリングの内容とか、このアドバイザーの記事の内容を読んで、そのピュア〜な発言の数々に、


「え?おばさん、今さらソコ?」


って引くんじゃないかと心配になるくらいです。


でも世の中うまくしたもので、これ、全く逆のパターンが男性にいえるんですよね。
多分40すぎてそろそろ結婚とか言い出してるような男性っていうのは、上記の女性の特徴を全く裏返したような2パターン・・・


「すごくスペックがいい」けど
「えり好みしすぎて」
「あまり(ひとりの)女性と(じっくり)つきあってない」


か、


「すごくスペックが低い」うえに
「女性を意識しすぎて」
「まったく女性とつきあったことがない(どころか、友人としても付き合ったことがほとんど無い)」


か、2パターンになる気がする。


構成比は更に偏って1:9くらいかと思われる。


なので世の中上手くしてて、そういう二人がどうにかして出会って、誰かがどっちかの背中をちょっと押してあげれば、特に後者同士の組み合わせはあっという間に成立するような気がすごくします。


恋愛カウンセラーとかって、そういう特定層をターゲットにした商売なんだなって、今更気付きました。