原典に当たれ

先ほど松尾貴史がRTしていたのが以下の言葉

人間が変わる方法は3つしかない。
1つは時間配分を変える。
2番目は住む場所を変える。
3番目は付き合う人を変える。
この3つの要素でしか人間は変わらない。
最も無意味なのは「決意を新たにする」ことだ。


この言葉、以前別のブログで目にしていて、私はてっきりその人が考えた言葉なのだと思っていた。


???と思って、早速ググってみた。
出るわ出るわ、Twitterの嵐。


Twitterの最大の害悪は、この「検索を(ますます)混乱させた」ことにあると思う。


そのうち、ようやく、この言葉の主を付記しているブログを発見した。


大前研一」らしい。


本当にケンイチなのか、だとしたら何時何処で???
更に深く掘っていくと、ようやくそれが大前研一の「時間とムダの科学」という本にある言葉だということが判った。
後はこの本を探して、それが誰かからの引用でないか確かめるだけだ。


ネットで検索すると、すぐに答えが出てくるけど、その答えは往々にして一つのソースから出ているものでしかなかったりする。
用心してないと、簡単に都市伝説が作られる。
全ては最初から疑ってかからなければ。


それにしても昔はウンチクタレな男が好きだったものだが(だって「頭いい〜」って感じがするじゃないですか)、今の時代、モノを知ってることの価値がホント低下したよな。
問われるのは知識をいかに生かしていくかということ。
リスみたいにホッペの中に溜め込むだけじゃダメ、いかに立派なクソを出すかが問われてる訳ですな。
・・・って、どんな例えですか。