バブルの塔

ドバイはいつか行ってみたかった場所です。
(え?過去形にするなって?)


ドバイ・ワールドの件があってから、改めてイスラム金融の基礎の基礎、みたいな本を読んでみました。
面白いですね〜このイスラムの考え方って。
ここまで宗教が生活の隅々にまで徹底してると、逆に新鮮に感じます。
宗教と資本主義の折り合いのつけ方がかなり無理やり。
こうした中東の石油成金の子供たちはよくアメリカにMBA留学してたりする訳で、彼らの中でその辺りのブレンドがどうなってるのか、すごく興味深いですね。


日本人の持つ中東のイメージなんてせいぜい


中東=テロ
中東=上野公園
中東=テレカ
中東=のりぴーの旦那


・・・くらいだもんな。


こういう風に価値観が上から明確に与えられて生きるって、どういう感じなんだろうなぁと。
しかも北朝鮮とかとはまた違うでしょ。より自発的というか、内発的というか。


ドバイの件ではニュースなどでは盛んに、第二のリーマンショックのような信用収縮の引き金になるのでは・・・みたいなコメントが聞かれましたが、どうなんでしょうね。
ドバイ・ワールドより、ドバイ自体の財政を心配しちゃいますよね、素人ながら。


でも実は私の頭に最初に浮かんだ言葉は


「・・・伊藤穣一ってまだドバイにいるのかしら?」


でしたけど。(笑)