デパーティッド The Departed/こわれゆく世界の中で Breaking And Entering/レンブラントの夜警 Nightwatching

行きの飛行機で観た「デパーティッド」がやたら面白かった。
これ、「インファイナル・アフェア」のリメイクなんだね。
その中に出てくる精神科医の女優役のヴェラ・ファーミガ(名前が覚えにくい!)の魅力にすっかりはまってしまった。
他に彼女が出てる作品を観たくて調べたら、うちにあってまだ手をつけてなかった「Breaking And Entering」(邦題:こわれゆく世界の中で)にチョイ役で出てた。
それにしてもこの作品、ジュード・ロウジュリエット・ビノシュロビン・ライト・ペンという豪華キャストで、難民だとか貧困だとか描いてる割には、非常に非現実的で絵空事くさく、全く感情移入できないD級映画だったわ。
あれかしら、まだロンドンが不動産バブルに沸いてた頃の作品だからチャラチャラしてるのかなぁ。


で、うちにあるDVDを漁ってると「Nightwatching」(邦題:レンブラントの夜警)が出てきたので、旅の余韻に浸るべく続けて鑑賞。
なんだこの演劇風・・・ピーター・グリーナウェイ枕草子を思い出すな・・・と思ったらピーター・グリーナウェイだった。
私は未だかつて一作たりともピーター・グリーナウェイの作品が面白いと思えたことが無い。
当然これも・・・私ってきっと芸術的センスが無いんだわ(昨日の話の続き)。