消費が怖い

金融じゃないけど、景気に関するお話。


先日有楽町あたりの某デパートに行ったんですけどね。
今の時期、多くのデパートではウィンターバーゲンの売れ残り品をさばきにかかってます。


多分世の多くの女性が気づいてると思いますが。
私も、値札見てサブイボ出ました。
興奮して・・・じゃないですよ。


「こわっ!」


こんな値引率、かつて見たことないです。
基本、洋服は正札で買わない(賢い主婦になるわよ。そこの殿方、お買い得でっせ!)好、バーゲンハンターとしてここは喜ぶべき状況なんでしょうが・・・


「ニッポン、大丈夫?」


それが頭をぐるぐるして、全然買い物楽しくないです。
(といいつつ「これは底値で拾い時!」とばかりに、定番なものをバカスカ買いまくってしまったのですが。)


さすがにメジャーブランドとなると暖簾の名前を守るためにも3〜5割で堪えてますが、マイナーなブランドになるともう儲けというよりいかに赤を消すかって感じで、7割、8割当たり前の世界。
私が行ったのは靴コーナーなんですけどね、普通のちゃんとした皮のブーツが1万円ですよ、1万円。
パンプスが5千円台。


それでもさほど捌けないんでしょうね、店員さんの数の方が目立つ売り場。


怖いです。心底怖いです。
景気ウォッチャーのコメントには、数はそこそこ出ても客単価がすごく落ちている、というのが非常に多くて、ふーんって思ってたんですけど、そうですか、そうでしょうね。
先日の百貨店売上は前年割れでしたが、今年は気候が気候だけにちょっと厳しい面もあったし・・・って思いましたけど、多分2月って相当悲惨な結果になるんじゃないでしょうか。
バーゲン終わって春モノ買う客なんてほんと少なそうだもん。
そりゃさぁ中川さんじゃなくて酔っぱらいたくもなるよねぇ。


こういうとき、逆に安さがウリのブランドとかってどうなんでしょうね。
相変わらず有楽町の無印はすごい人の入りでしたが。
家具の高さがまぶしいくらいでした。高すぎだから。そういう戦略に変えたの?


たまに街に出るといろいろ発見があります。