私のこと、もっと知って

以前のエントリでも書いたけど、J-WAVEの朝の番組のPODCASTを愛聴している。
今流行りの、ビジネス自己啓発系番組とも言える、それなりに成功した(しつつある)人を招いてキャリアや人生についての教訓を語ってもらうという内容。


先々週だったかな、押井守監督の週は感動した。
それで何かエントリを書こうと思ったけど、うまくまとまらなくて諦めた。
私は押井守という人の人となりを全然知らなかったんだけど、これだけですっかり崇敬してしまったよ。


それで先週はタクシー王子こと、日本交通の川鍋一朗社長の回だったのだが、この人の内容は結構平凡。
ケロッグ出て、マッキンゼー行ってても結構普通。
ただしゃべり方が何とも雰囲気があるので、気になって後でネットで検索したら、佇まいがいかにも「王子」、さすがボンボンは違う。
しかもこの講演とかは結構ボンボン気質あふれる素直な内容で面白い。
私は、こういうボンボンで素直でちょっとおごっててバカっぽい男の子に弱いんだよなぁ。
(たとえばこの前の情熱大陸に出てた五嶋龍とか。)
カンブリ宮殿、観たかったな。


それで私が彼の話の中で一番面白かったのは
「自分のことをたくさん人に話して、自分を知ってもらうこと。
相手のことを知れば、それだけ人は親近感を覚えて相手を好きになる。
日本では沈黙は金というけど、沈黙してたら伝わらない。」
ということ。


へぇ・・・って思った。
すごい、なんつうか、ボンボンならではの素直な意見だ。


これって男の人から出てくるのが意外だった。
すごくフェミニンなコミュニケーション術だと思う。
女はムダにいろんな日常のことを発信するけど、男ってオチが無い話をしないってイメージがある。
けど、そうでもないんだよねぇ。
案外昼間のドトールとかで聞いてると、ほんとしょうもないことをずーっと喋ってるオッサン、多いもんなぁ。
男とか女じゃなくて、性質なのかな。
私は完全に男脳だし、そういうフェミニンなコミュニケーションが超苦手なので、この意見は傾聴に値すると思った。


そもそも何でこのブログを始めようと思ったかというと、以前、渡辺千賀さんの講演を聞きに行ったときに聞いた他のパネラーの話の中に、ブログは名刺代わり、というような内容があって、コミュニケーションに日頃から問題を抱えてる私(笑)はそれに素直に従ってみた訳。


けど、書きたいことがないからなかなか続かない。
モチベーションもあがらない。
しょうもないことを書きたくないという見栄もある。
(結局書いてるのはしょうもないことばかりだけど。)


けど自分を知ってもらうというツールならしょうもないことでも書き続けることの方に意味があるのかも。
しょうもなさも私だし。
結局「ちゃんとしてない私は愛されない」病が、こんなとこにも出てくるんだよね。
ゼロイチ理論。
ちゃんとできないなら最初からやらない方がいい、みたいな。
だからお部屋の片づけも、ダイエットも出来ない。
ゼロかイチか。
ゼロテンゴな考え方の癖をつけるようにしなきゃね。
そしてタクシー王子の言う通り、しつこいくらい自分を伝えていく方がいいのかも。


急いでてまとまってませんがとりあえず。