自転車通勤の効用

最近ただの日記が続いてたので、久しぶりに自転車ネタ。
相変わらず美しいツーキニストへの道は遠い訳ですが。


そもそも自転車通勤って、本当に意味があるのでしょうか。
それは職場と自宅の距離にもよると思います。


自転車に乗ってる間、出来ることは限られてます。
私が思うに、おそらく2つのことを同時にするのが限界でしょう。
すなわち、「有酸素運動」と「耳からの勉強」(or娯楽としての音楽鑑賞)です。
まぁタンニングを目指す人には、たまにいる外人みたいに上半身裸で走ることによって多少はそれも可能かもしれませんが・・・。


逆に通勤電車の中で出来ることは何でしょう?
「耳と目と(座れるなら手)を使った学習や作業、思考など」or「睡眠」or「ゲームや音楽などの娯楽」、いずれにしても一つのことしかできません。


ここでは娯楽は抜きにして、どちらにせよ勉強的なことを行うと仮定しましょう。
1つの感覚しか使わない学習(しかも集中力は弱い)と、集中して2つ、3つの感覚を利用しながらの学習では、効率が全く違います。
仮にそれが時間にして1.5倍の効果を産むと考えると、


電車通勤時間*1.5=自転車通勤時間*2


これが均衡すればどっちでもいいし、均衡しなければ効果の大きい方を採用するべきかもしれません。


ちなみに私は電車通勤時間だと40分、自転車通勤時間だと30分です。
となると、自転車通勤でも電車通勤でもどっちでも良いことになります。


それでも私が自転車通勤を採用する理由は

  1. そもそも通勤時間のうち、本当に電車に乗っている時間はそのうちの2/3分程度で、しかも満員電車で立っているのもやっとの状態なので実質は0.8倍程度しか学習する時間はない
  2. 満員電車に乗ることの精神的ストレスから解放される
  3. 群衆の中で病原菌にさらされる恐れが減る(風邪をひかなくなります)
  4. 電車遅延が無いので、出社時間が正確になる

などがあります。


逆に自転車通勤のデメリットは何でしょうか?

  1. 服装が限定される(パンツスタイルがメインになる。ロッカーが無い会社だと会社で着替えるという技も使いにくい)
  2. そもそも服が汚れる
  3. たまににわか雨に振られて悲惨なことになる
  4. 交通事故にあう確率が上がる!


最後の一つは非常に大きい問題だと思います。
特に日本の道路事情は自転車に全く優しくない。
本当にエコを目指してるのかよと言いたくなります。


あと30年後くらいにはみなが職住近接して徒歩や自転車で通勤するようになり、車のほとんどが電気自動車になれば、東京は星空の綺麗な住みやすい街になるのではないかと思うのですが・・・それまでに水没してなければね。