有給とったです。
これから東京都写真美術館のthe dayを観に行く予定。
でもアルカイーダが再びテロ宣言をしている(もっとも、あぁいった情報がいったいどこまで信用できるものなのか、私にはもうわかりません。思考停止。人の悪意も「天災」と思うしかないのでしょうか)今、こういうところに出向くのは悪趣味か?

週末はビデオ三昧だったのですが、一本目に観たのが『AI』だったのが間違いでした。
泣いて泣いて泣いて、泣き疲れて寝て、パンパンに目が腫らして、ここに感想書こうとしてまた泣いて・・・ようやく平静を保てるようになりました。
まぁ私のは過剰反応でしょうが、母親に愛を請う子供の話なぞ、それこそ悪趣味以外の何ものでもない。
どういうメッセージがあるのか知らんが、こんな後味の悪い映画は久しぶりです。
話題のCGを駆使した映像も、「未来人」は矢追純一のUFOものかと思うような陳腐さ加減だし、「近未来都市」の発想もまるで10年前と変わっちゃいない。(意図的なのか?) 氷河期、氷に閉ざされたニューヨークの街は当然WTCの頭がにょっきり二つ飛び出てるんだから、皮肉という他ないよ。
「物は壊れる人は死ぬ三つ数えて目をつむれ」byムーンライダース


その他観た映画。


イングリッシュ・ペイシェント
映像は綺麗。実はあまりにも退屈でまだ半分くらいしか観てない。


ハート・オブ・ウーマン
メル・ギブソンってどこがかっこいいのか、ほんと理解不能
ヘレン・ハントも私の中で「レズ」の認識が拭いきれず、どうにもこうにもマッチョな二人のラブストーリーという訳で、胸キュン得られず。
あ、でも自殺願望のあるナードな女の子が個人的に好みでよかった。彼女の部屋のインテリアとか含めて。
あとこういうセリフが多い映画は、字幕版は苦しいね。


ヴィクトール 小さな恋人
陳腐。
両親のセックスをみて傷つき家出する少年。彼を家に住まわせる近親相姦で自殺した姉をもつ売春婦。移動遊園地で働く
青年との恋。
最近観たフランス映画は、パリを舞台にしたファッショナブルでスノッブな恋愛映画か、こういう裏町で身体を売る貧しい人たち
を主人公にした映画か両極端で、私の憧れの街の表と裏を見せつけられる思いだ。
どっちにしてもありふれたテーマとありふれたディテール、よほど登場人物に魅力がないと印象に残らない。