やりたくないこともやれるコツ


・・・を知りたい。


今、あんまり気が乗らないことに取り組んでいる。
そして私の場合、気が乗らないことへの取り組みは、概してうまくいかない。
しかしそうはいっても、やりたくないけどやらざるを得ないことというのが人生には沢山ある。
そして、うまくいったこともいくつかある。


例えば転職。
前の仕事をしているとき、転職をしなきゃしなきゃと思いつつ、なかなか腰が上がらなかった。
それでも何とか前に進んだのは、ひとつはやたらとはっぱをかける友人がいたからというのもあるが、もうひとつは、「とにかく毎日一分一秒もここにいたくない・・・」という前の職場に対する不満があったからだ。
エージェントに登録したりして始めてしまえば、後はあれよあれよと流されて次の仕事が見つかり、気がつくと今の場所にたどり着いていた。
長く感じていた居心地の悪さから解放されて、今はまずまず快適な環境にいる。


例えばダイエット。
これはいつだってやりたいことではない。ただ、やらざるを得ないからやるだけだ。
だからいつも頭では「やらなきゃ、やらなきゃ」と思いつつ、なかなか軌道に乗らない。
ところが不思議なことに、ふっと気づくと出来ている期間がある。
そうなったらもうこっちのものというか、一旦波に乗れるとそのままスイスイ進むことができる。
問題は波を自分ではコントロールできないことだ。
サーファーのように、ひたすら波が来るのを沖で待ってるしかない。
最近いい波が来ないので(笑)いい加減ふやけてきたのが困りものだ。


ポイントは「やらざるを得ない」ネガティブな動機の強さと、「やりたくない」という気分の流動性にあると思われる。
そして「したい」とか「したくない」とかいう部分は案外適当なものなのだ。
・・・ということを最近色々読んでいる脳生理学の本で学んだ。


今、懸案のやりたくないことは二つあるのだけど、一つの方はたまにちゃんと波が来て乗れる時期もある。
問題は、波に乗れない時「これってそんなにやらなきゃいけないことなんだろうか?」とか疑問という名の逃げを打ち始めて、結局放棄してしまったりすることだ。
もうひとつの方は、「やらなきゃいけない」度が低いこともあって、一度も波が来たことがない(笑)
でも「やった方がいい」ことは確かなんだよな。


あぁメンドクサイ。
メンドクサイ病を治す特効薬を知りたいよ。