コツコツ努力

またまたいいブログを見つけてしまったぜ。
特にここ最近のエントリは、株やってる人には参考になりますね。

職場で印象深かったのは、上司に教えてもらった株価/市場の見方。単に株価が上がった下がっただけではなく、出来高が過去平均と比べてどの程度の水準か?を見るのも非常に大事な要素らしい。株価が上昇した時に、ファンダメンタルの改善による株価反転なのか、空売りをしていたヘッジファンドが買い戻したために株価が一時的に上がっているのか?の見分け方や、株価が続落し続ける株というのは、ヘッジファンド空売りしているからではなく、元々株を持っていた人が売りたいがために株価が下落していることが原因など(空売りは株価が直近の株価より高い状態でないと空売りできないというルールがある。なので、続落する株価では制度上ヘッジファンド空売りをできない。したがって事業会社からするとヘッジファンド空売りされることよりも、保有していたファンドや事業会社がポジションを解消することの方が不幸のようです)

株価が変動したり出来高が大幅に増えたり減ったりすると上司はその変動を説明できるように考える訓練をずっとつんできたそうです。重大なNewsが発表されたのか、ファンダメンタルズに影響を与える事象がおきたのか、全体的にマーケットが戻ってきたのか、空売りしていた人たちの買戻しなのか?といったことをロジックが組み合わさるように考えていくみたいです。数ヶ月もやっていると、会社がどんな状況でどんなNewsがあって、いくらなら売り/買い、みたいなことが見えてくるそうです。


ナルホド。
実際のとこ、個別銘柄だとこの見方でオゲなんでしょうね。
でもマーケット全体として動きがおかしい時、それがヘッジファンドアンワインドなのか、それとも別の要素なのか、よくわからないことが多いですね。
特に今、どうして日本株がここまで割安に放置されるのか。
誰もが説明を求めたい感じなのでは?


この中にも日本株に興味もってる外人の話が出てくるけど、それもう散々言われてきて、でも誰も手をつけない、という。
一人くらい口つけて「これ、うまいよ、大丈夫だよ。」って言っても、なんとなく怖くて箸もすすまず、だんだん干からびてく居酒屋の刺身の盛り合わせみたいですな。
・・・誰だよ、注文したの。