プレカレ日記

空しく響くこのコトバ。
最近私は唄いたい。
マイクを両手で包み込むように握って顔の前に持ってきて唄いたい。
(そしてこのポーズにはコドモの知らないディープな記号性があったのだということに気づくほどに大人になった私)
その曲はaikoでもドリカムでもなく。
それは柏原芳恵の「花梨」。
♪かりん かりん 実らぬ恋 時が過ぎてもただ香るだけ
かりん かりん いつになれば 白い花になれるのかしら
かりん かりん 思い出の かりん かりんの花♪
確かこんな歌詞。
ちなみに作詞作曲谷村新司。さすが昴。深いわ。
「この恋、掴みとりたい、今は片思いだけれどー」
ってお前、それを「詞」とかよくも言った、みたいな昨今の歌謡曲とは大違い。
で、私の想いの丈をこの詞に載せて熱唱しようと思ったのに、私の行ったカラオケ屋には入ってないんだもん。しょぼい!
仕方ないので、変わりに「ハロー・グッバイ」で文字通りお茶を濁してきました。(・・・うわ、しょうもなー)