こどもの国

先の記事いただいたコメントを読んで、昨日の記事がどうも中途半端で、単なる外国かぶれの女の偏った「欧米マンセー」記事になっちゃってる気がしたので、ちょっと追記。


私は元々、ネット上でよく目にする、イチャイチャするカップルに対する非難の声に私はいつもイラってしてたんです。


何故なら・・・そう皆様お気づきかと思いますが・・・私自身が結構公衆でイチャイチャしてしまうタイプだから(笑)
もうね、絶対「ブサイクが調子乗ってんじゃねぇ」って思われてるに違いない。
(もっともこの年になったら外見の美醜じゃなくて、「オバサン」がっていう、年齢に対する評価の方が枕詞だと思うけど。)


そのことと、紹介したマネックス内藤氏のブログ記事を読んで感じたことが、何となく自分の中でリンクして、勢いで書いてしまったのですが、前半と後半ってあんまりつながりが無いかも・・・ですね(笑)


という訳で別に「外人は外でも平気で化粧するぞ」なんてことを言いたかった訳じゃありません。
外国で、特に欧州でなんて、電車の中でマスカラしてる人はまずいないと思う。
そんなことしてたらスリに合うって(笑)



そもそも何で日本人って自分にも他人にも「他人の目」に厳しいのかなって考えてみたのですが、やっぱり結局のところ、日本人って中世からの歴史を通じてずっと単一民族国家で、赤の他人に対しても「身内」意識が強いんだと思います。
だから「みっともない」という発想が生まれやすいんだと思う。
「他人に迷惑をかけるな」とかそういうのも、身内だからこそ出てくるセリフ。


それってでも悪いことばかりじゃなくて、人間関係がまろやかだったり、気配りが出来たり、日本という国の穏やかさや居心地の良さのベースなんですけどね。


ただそういうのが過剰すぎると、個人の自由な行動を(見えない規制が)過剰に制限する、だから個性が伸びないし、社会がこじんまりとしてしまう。
そして「息苦しさ」とか「生き難さ」にも繋がるんじゃないかと思いました。


あと、もうひとつ非常に強く感じるのは、日本って個人を「大人」として扱ってないってことです。
大人って自己責任の生き物ですよね。
でも日本は大人も子供扱い。
だから自己責任じゃなくて連帯責任を重視するし、連帯で責任があるから他人に過剰に干渉することになるんだと思うんです。


「大人だからちゃんとマナーを守って社会のルールに従ってるんじゃないか!」って言われそうですけどね。
でも本当に「大人」だったら、「社会のルール」じゃなくて「自分のルール」に従うと思うんですよね。
そして自分の利益を最大限にしようとする行為が、結果的に効率化された社会に繋がると思うんです。


・・・単なるリバタリアンの主張ですかねぇ?