エロモン療法

コメント欄でジェンダーについて盛り上がってるので、ちょっと関係ありそうな本を紹介します。

これ、書名を書くと変なリファラがいっぱいつきそうでやなんで、amazonの書影だけで。



元々この本のことを知ったのは「わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる」というサイトで紹介されてたから。


やはり男性が読むのと女性が読むのはポイントが全然違って、私は生物学的な女性の身体の仕組みが本当に面白くて仕方なかった。


この本がトンデモじゃないって保証はないんだけど、色んな研究をごった煮で盛り込んでて、結構説得力がある。


トータルに言えることは、やはり性というのが生殖の為の仕組みであるということ。
いや、徹頭徹尾それに最適化されてるってこと。
人間って本当に身体の奴隷、いや、ホルモンの奴隷だなぁと思わされる。


そしてこれだけ身体が生殖に全力で最適化してるのに、生殖しようとしない現代人(ていうか私)って何なんだろうって考える。
もしくは幼児性愛者や同性愛者やもろもろ正常な生殖に繋がらない異常性愛者って何なのだろうって。


人間はホルモンの乗り物として操作されてるのに、そのとき絶対に社会的に許されない幼児性愛に乗っ取られて生まれたとしたら、それは生まれながらに死の難病に冒されているのと同じだ。
そこには自死しか選択が無い。
(死にたくなければ性を殺して、半ば死んだように生きていくだけだ。)
しかも難病なら人はその短い生涯を慈悲と愛に包まれて生きていけるけど、変態の場合、そこにあるのは嫌悪、憎悪、嘲笑と断罪だけだ。
その絶望感を思うと居た堪れない。


ところでこの本の中に月経のことが書いてあって、ある研究によると男性といる女性は月経が満月に、排卵新月に一致するが、男性がおらず支配的立場にある(つまり男性的役割を行なっている)女性はそれが逆転するのだそうだ。
ホントかいな!?
思わず自分の月経周期を振り返ってしまった(笑)


かように女性のホルモンは男性のホルモンの影響を受ける(逆もしかり)。


ところで先日から私が一週間で一番楽しみにしてるのが、某国営放送の安いエロドラマ「2nd・ヴぁージン(検索避け)」。
その中に45歳の主人公が、20年ぶりにセックスした後、「女性ホルモンが増えてますね」と婦人科で言われるシーンがあった。
画面の前で苦笑。
まぁそうなんだろうけど・・・何が言いたいんだ、このドラマ。
45歳も積極的に外で(内でもいいんだろうけど)セックスしろって話なのかしら。


それよりも45歳設定の鈴木京香が、28歳設定の男との後衣、シンガポールの高級ホテルの真っ白なシーツのベッドの中で、夜とほとんど変わらぬ濃ゆ〜いアイメークだったことの方に妙なリアリティを感じてしまった私であります・・・。