血液型というコミュニケーションツール

先日、没コミュニケーションのわが社にしては珍しく飲み会があって参加したのですが、そこでのメインテーマはもちろん仕事のことなんかじゃなくて、
「血液型」
でありました。


私は血液型占いは全く信じてないし、そもそも国民の8割は別に信じてる訳じゃなくて、それがコミュニケーションの道具として便利だからそれを使ってるってだけなんですけど、それにしても血液型占いって本当に素晴らしい発明品だと思います。
世界に輸出したらいいのにって思うくらいだけど、そういうツールがないと知らない人と会話が盛り上げられないという日本国民特有の事情ゆえの定着なのかもしれないですね。


なんてことを考えてたらタイムリーにGenxxさんがこんな記事を。


パーソナリティーを科学する


この本の中で分類されてる5つの特徴って血液型占いの4つの特徴とほぼ一致しますよね。

  • 外向性
  • 神経質傾向
  • 誠実性
  • 調和性
  • 開放性 

なお「これらは類型(性格タイプ)ではない」「誰もがこれら5つの性格次元を持っている――ただし各人がそれぞれの性格次元でどれほど得点するのか(それぞれのモノサシにおいてどこら辺に位置しているのか)は個人差によりバラバラ、ということだ。」とあります。


血液型占いは、この5つの性質と血液型と結びつけて、○型の人はこの性質が特徴的に高いとして、それが当たってるの当たってないのってやる面白さがある訳ですね。


いずれにしてもパーソナリティー心理学の分野では今ではこの5型が主流なのだとしたら、人間は4つの性格に分けられるって言い換えてもそれほど違和感はないし、血液型「占い」はともかくとして、人間の性質を上手く4つに分類したことはすごい発明だと思います。


ちなみにGrrrlyは大抵A型かO型に見られます。
血液型占いは当たってるか当たってないじゃなくて、それを使って自分が他人にどういう性質の人間だと思われているかがよく分かるという部分に意味があるんですよね。


あと世間では評判が悪いB型の性質ですが、私はB型って言われがちなタイプの人が結構好きです(笑)