マンションを買うただ一つの本当の理由

やや唐突感のある話題ですが。


何度も書いてるように、私はマンションを買う際に損得勘定してたら一生買えないと思ってます。
で、今の段階ではマンションを購入することは私の中でバランスしないので、暫く賃貸生活が続きそうですが、もし自分が結婚して子供がいたら、やっぱりマンションを買うんだろうなぁと思います。
それは物件じゃなくて、別のものを買うためです。


「環境を買う。」


それは住空間を買うというのもちろんのこと、「コミュニティ」も買う、という意味です。


これはとても大きな意味があると思うのです。



マンションに入居すると、管理組合や何かで知り合いが増えます。
マンションを購入するのは30前後の若いファミリーが圧倒的ですから、子供達の繋がりも生まれます。
東京には田舎の町内会のような濃密な地域コミュニティってほとんど無いですよね。
けどそのスモールサークル版としてマンションコミュニティが機能している部分が大きいように思われます。


つまり、どういうマンションに住むかっていうのは、どういう生活レベルの人たちとご近所つきあい、ひいては友達付き合いをしていくかということを含めて選択しているということです。
子供を「お受験」させるのと同じ。


だから私がもし結婚して子供がいたらマンションを買わざるを得ないだろうし、そのときはやはり立地にこだわるだろうし、でもそれは別に転売するときに高く売れるからとか必ずしもそういう理由じゃないんだよ、ってことです。


はてなでマンションの話が盛り上がったときに、何故かあんまりこの辺りに触れてる人がいなかったような気がしたのでちょっと書いてみました。


最近地域コミュニティって気になるのよね、やっぱり自分が独居老人になったときのことを想像してしまうので・・・。