診断書が3千円は高いのか安いのか

コネタ。
今週のビジスタを読んでると、A型インフルになって会社に診断書をもらうように言われた女性社員が診断書に3千円もかかると聞いてクレームつけ始めてまいった、という医者の話が載っていた。
最初私も「診断書に金がかかるって知らないなんて無知な患者だな」くらいにしか思わなかったんだけど、その後この医者が「他の病院じゃ5千円のとこだってあるのに」と書いてあるのを読んでちょっと違和感が生まれてきた。


そうだ、考えてみたらなんで診断書一枚書くのに3千円なんてぼったくり金額が正当化されるのだろう?


例えば卒業大学にいって卒業証明書や成績証明書を発行してもらうのに3千円もかかるか?
もし役所に行って住民票をとるのに3千円かかったら暴動だ。一揆だ。
診断書は診断した結果のレポートでしかない訳でしょう?
何ならカルテのコピーだってかまわないわけだ、診断結果でしかないんだから。
もし診断書に何らかの法的な根拠があるというなら、例えば医者が診断書に「この患者は風邪です」と書いて、実際には患者は肺炎で予後が良くなくて死亡したとしたら、その医師は業務上過失致死で有罪ってことになるんじゃないかしら。
(法律関係に全く明るくないので違ったら指摘してください。)


いずれにしても本来なら診断書を強要する会社が診断書代を経費で払う必要があるように思うが、この世知辛い世の中そうもいかない会社も多いということだろうか。


ちなみに記事はその後自費診療だと高い金払ってみんな医療を受けてんだよみたいな、それと何の関係が?という相変わらずつまんない内容に終始してたのだけど、自費診療といえばそういえば個人で掛けてる医療保険って・・・って話につなげたかったけどそれはまた今度。